「備える」が日常にあるまち。高知の防災と子育てのリアル

防災

高知に移住してきて、5年ほどになります。
移住前は、都会過ぎず田舎過ぎず、
割と何不自由ない場所に住んでいたので、
今の暮らしが便利か不便かと問われれば、
まぁ間違いなく後者なのですが…

高知はとにかく、海も空も、広い。
海も空も、広くて青い。
引っ越してきて5年目。
今でも、日々目にする景色に圧倒される。

そんな、超海沿いの町に住んでいます。

「もしも」を意識した日常

高知は、景色は綺麗だし食べ物も美味しい。

有名どころの「鰹」や「文旦」はもちろん、
ミカンにトウモロコシ、トマト、ピーマン、
牛肉だって「土佐あかうし」という和牛があるんですよ。

海沿いの町は、サーファーには最高の場所だし、
釣竿を持った小学生が走り回っているほど、
釣り好きにもたまらない場所。

だけど、やはり海に近いこの町は、
「もしも今、地震が来たら」という憂いが常に付きまといます。
「いつか来るかも」の、そのいつかが、
明日なんじゃないか、今日なんじゃないかと、
心のどこかで身構えてるのも事実。
そして、そんな「もしも」に備えるための避難訓練も、
頻繁に行われています。

各地域で行われるそれはもちろん、
この地に来て一番驚いたのは、保育園の避難訓練。
私自身、二児の母。
月に一度、もしくはそれ以上行われる訓練では、
先生たちがまだ歩くこともままならない小さな子ども達を抱えて、
毎回、高台へと避難してくれるのです。

その責任の重さと、「もしも」の不安とそれぞれの想いを想像すると…
避難訓練が行われるたびに、
感謝の気持ちと共に何とも言えない苦しさを覚えます。
あぁ、どうかこれが、
この先ずっと「訓練」という形だけで終わっていきますように…。


全てが、不安や心配、憂いで終わってくれることを願いながら、
高知の、特に海沿いに住む人々は、日々の「備え」を大切にしているのです。

備えあればなんとやら

必要なのは、いつ来ても対応できる心構えや、
日々の訓練、地域の方たちとの交流や連携…
色々ありますが、『防災グッズ』もその一つです。

この地域以外にももちろん、
地震や津波をはじめとする災害に警戒している場所は多々あると思いますが、
やはり防災意識の高い地域の、防災グッズの常備率は、
他と比べて高い気がします。
現に、この辺りの人たちは特に、玄関先や枕元、
そして各避難所に、もしもの時のグッズをまとめて備えています。

でも、防災グッズも色々あって、
最初は何から揃えたらいいかわからない…なんてことも。
私自身、
「あれもいる、これもいる…え?これ全部一つずつ揃えるの?」
と、戸惑った経験があります。
実際、いざという時に本当に必要なものが何なのかは、
その時になってみないとわからないし…。

だったら、まずは必要最低限のものを揃え、
それから更に要りそうなものを追加していくのがよさそうじゃないですか?
消防士さんや防災士さんといった専門知識のある方が揃えてくれた、
防災グッズのセットが一つあると、
ちょっとだけ安心感が高まりますよね。

まずはこの辺りを揃えておきたいところ。

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アイテム数が多めだと、より安心感アップ。

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ちなみに【防災グッズのセット】、
就職やら進学やらで初めて一人暮らしをされる方への、
引っ越し祝いにも、とてもおススメ。
「備える」大切さを日常的に感じる海沿いの町から、
ちょっとしたご提案でした。

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